言葉と鉛筆で描く日常風景 日常の風景~温もりと信頼
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日常の風景~温もりと信頼

バンコクは、世界でも有数の国際都市だ。
当然のことながら、異なる文化圏の人同士で結婚する人々が数多くいる。

先日、そういう人のひとりと話をした。
同国の人と違って深いところ、人としての根本で繋がっているという。
共に暮らしていることに安息は感じないけれど、何かの折にパートナーが外泊している部屋に帰ると、空虚さを感じるそうだ。

「月並みだけれど、その何気ない幸福が大切なんだろうね」と言うと、相手は幾分困惑した 顔をした。
それとなく聞いてみると、感情という心理の浅い部分で思いを共有できないことにどうしようもない孤独を感じることがあるという。

言葉の問題もあるだろう。
センテンスは翻訳可能だが、個々の言葉に包含される概念は微妙に異なる。
それらを共有することから始めるとしたら、かなり困難な作業になるだろうし、ほとんど不可能に近いとさえ言い得るかも知れない。

9月にさっと大地を吹き抜ける風に「あ、秋の匂いがする」と微笑み合える喜びと、同じ家に帰属するという信頼感のどちらがより大切だろうか、とふと思った。

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一生かけて楽しめそう。

Pattersons Houseさんこんばんは。

異なる文化圏(または異なる言語の方同士)が一緒になったら、その国独特の繊細な部分が言葉で伝えにくい、ということですよね?

それをいちいちその都度説明していたら面倒くさいことになりますか?
今こんな風に感じた、とか、へえーそんな言い回しするんだね、とか小さい事を話題にできて楽しそうですけどね!
相手をますます好きになりそうな気もします。

倦怠期で挨拶しかしない、なんて夫婦よりずっとステキですよーきっと♪

(って書かれている記事と意味が全然違ったらすみません)

Re: 一生かけて楽しめそう。

ふゆこさん

いつもポジティブなお言葉を有り難うございます。

ふたりで「こういう感覚はこの言葉に含ませよう」という会話ができたら、確かに幸せですね。
それは、文字通りふたりの世界をつくることで、世界は認識されることではじめて存在し得ると仮に考えるのであれば、天地創造と言ってもよいかも知れません。

君とつくった世界に僕達は住んでいるんだって言えたら、人生はかなり意味深いものになると思います。

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