言葉と鉛筆で描く日常風景 クラスメイト
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クラスメイト


放課後 給食室の裏で話したクラスメイト

夕陽に照らされた豊かで深く沈んだ黒髪に 
この世のどんな高貴なものにも例えられないほど美しい光を湛えていた

ロダンの彫刻のような繊細な線と粗い影を描く頬

深く彫りこまれた二重瞼と銀河が宿っていそうなほどの奥行をもつ大きな瞳

甘酸っぱくて それでいて解き放たれたような寛いだ響きをもつ声

皆といると目立たないのに 二人だと惹きこまれそうなほど独自な世界をもっていた

一期一会

ずっと気付かなかったけれど 彼女が僕の価値観に与えた影響はゲーテの詩にも劣らない

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No title

ステキな思い出のシーンですね。
恋人でしょうか。どちらかがどちらかを好きだったのでしょうか。
きっとPatterson's houseさんもステキな方なのでしょうね。

こんな状態とは今も昔も無関係な私はとても羨ましいです。

私も絵が描けたなら、妄想で自分と誰かのこんな光景を描いてみたいです。
(危ないコメントになってしまいすみません。笑)

Re: No title

ふゆこさん

いつも素敵な言葉を有難うございます。
心のなかの宝石箱にしまっておいて、とっておきのときに読みたいなと思います。

2人とも恋をするにはまだ早い年齢だったし、僕は誰かに思ってもらうには退屈過ぎる少年だったので、単なる偶然の出来事に過ぎません。

ふゆこさんの記事やコメントを拝読させて頂き、きっと今まで多くの人々の人生に何かしら影響をもたらしてきた方なのだろうなと思います。

クラシック音楽みたいに、ゆっくりと深く、永く、華やかに。
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